乗鞍(ファイナルラン編) ツーリング



2002年10月31日

2002年10月31日、「この日」いっぱいで、乗鞍は冬季封鎖されます。
そして、このまま来春からの「一般車両通行禁止」に入っていきます。
もう、自分の車やバイクではあの雲上の最高の道を走ることはできなくなるのです。

数え切れないほど何度も訪れた乗鞍、信州のすばらしさを知るきっかけとなった乗鞍、
そして、ツーリングの楽しさを教えてくれた乗鞍に、「この日」、訪れました。


午前3時前、横浜を出発。明日から冬季封鎖、そして、このまま一般車通行禁止になる「乗鞍」をめざします。雪のため、もう頂上までは行けないことは事前にわかっていましたが、どうしても、「この日」に行きたかったのです。 朝6時前には、朝焼けの富士を背に見ながら、韮崎を通過。小淵沢付近では氷点下を味わいました(笑)。
安曇の道の駅で、道路情報をチェック。「乗鞍スカイライン」、「乗鞍エコーライン」はもちろん、「安房峠旧道」、「スーパー林道」、「野麦峠」まで通行止めです。通行可能なのは沢渡〜白骨間の県道と安房トンネルぐらいのものです。 電光掲示板にによると「国道158号沢渡より先積雪、要チェーン」、気温は「1度」です。まあ、いけるところまで行ってみよう!!
「乗鞍高原」までは、何の問題もなく到着。白い頂を見上げます。 4日前に来たときは、雲で見えなかった乗鞍山麓は頂まではっきり見えます。「この日」にふさわしく、堂々たるいでたちに感動です。
鈴蘭からの乗鞍。快晴です!! エコーラインは4日前よりさらに低いところの国民宿舎前で通行止めです。ゲート越えは簡単なのですが、なんとなくそういう気分にはなりませんした。
でも、歩いて侵入(笑)。しばらく行くと、雪だるまが(笑 さらに奥に歩いていくと、少し凍結した路面もありました。
スキー場に侵入。たぶん初心者コースと思われる緩斜面も、ノーマルタイヤでは歯が立ちません。 そこで、雪のない斜面から侵入することに(爆)。
ぐんぐん、斜面を登っていきます。 ものすごい大きさの霜柱を発見!!3センチはあるかも。
さらに登ります。すこし山が大きく見えるようになったかな。 もう10時なのに、水たまりは氷になってます。やっぱり、寒いのね。
ということで、中級者コース(?)に到着。リフトの準備も始まっており、もうすぐスキーシーズンですね。そして、中級者斜面を下るのはこわいので、初心者斜面を戻ることに(笑)。 寄り道ばかりしているのもなんだから、平湯方面をめざすために、山を下りていきます。路肩にはまだ雪も残っています。
再び、雪の乗鞍をバックに。一枚パチリ。 最後に乗鞍高原から、振り返り、その勇姿に別れをつげて、再び国道158号に戻ります。
4日前よりさらに紅葉は低いところまで降りてきています。信州の秋は短いのです。 国道158号をはしり、安房峠旧道入り口にて。こちらも、朝の情報通り、ゲートが閉まっています。
でも、少し入ったところに「中ノ湯温泉」があることもあり、鍵はかかっていません。ちょっと、捜索に(爆)。 最初の4、5キロはこんな感じの普通に走れる(?)雪道でした。たのしー。
しかし、さらに奥に入っていくと、わだち部分がミラーバーン状態で、まともに走れません。仕方ないので、ちょっと押したり、ちょっと走ったりを繰り返してしばらく遊んでいました。そうしているうちに、この寒いのに汗だくになり、つかれたので、「安房峠越え」はあきらめ引き返しました。 猿も馬鹿にしてこちらを見つめています(笑)。
安房峠旧道は無理だったので、仕方なく秘密のルート(謎)をつかい、平湯側の「乗鞍スカイライン」入り口へ。こちらも4日前よりさらに手前の国道からの分岐点で通行止めです。こちらは、ゲート前も雪です。 結局、もう乗鞍の頂上までは行くことはできなかったのですが、「この日」に来ることができて、ほんとによかったです。こうしてひっそりと冬へ、そして一般車通行禁止になっていくのも、「乗鞍」らしくていいのではないかと。
さあ、帰ろう!!
しかし、このまま帰るのはもったいないので、「権兵衛峠」で酷道ワインディングを堪能!! やっぱり、酷くないとね(笑)。 権兵衛峠からは伊那の街並みを見おろせます。いい眺め〜。
伊那では「ダーさん」おすすめの「飯島」で「カツ丼大盛り」です。丼ではなく重ですが(笑)。ここのカツは衝撃的な厚さです!!2、3センチはあります!! 満足です!! 杖突峠からは八ヶ岳の展望がバッチリです。さあ、横浜までもう一走りだ!!


もう、自分のバイクで乗鞍の頂上までは行くことはできなくなるわけですが、
決して、乗鞍がなくなるわけではありません。

いつか、観光バスなどであの「スカイライン」を走ることがあったら、
「むかし、ここを自分のマシンで走ったんだよなー」となつかしく、
そして、誇らしく思える日が来ることでしょう。

抱えきれないほどの思い出を、ありがとう!!

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