知らない間に公開鍵暗号の知識がついちゃう小説。えーほんと?
というか、題材が暗号解読な小説なんです。
政府の影組織が総当り使っても超速攻で解読できちゃう超電脳装置をこっそり完成。テロ対策という名目で、世界中の通信をコソーリ監視解読しまくり。
それにむかついた元職員が、絶対解読不能な暗号方式を発明、組織の存在を公開しなければ、この新しい暗号化アルゴリズムを公開するぞと脅迫。
かくして、事件は拡大していく……。
そんなおはなし。
後半、次が予想通りな場面がけっこうあってアレだったけど、全体としてはおもしれかったので○。